秘書の仕事はいわずと知れた「役員のスケジュールの管理とそれにともなう業務のサポート、雑務全般」考えてみればなんて曖昧。
曖昧ゆえにここまでが仕事!と線引きが難しいですよね。
今回の記事ではいくら秘書でも愚痴りたいときはある!正直なところもうやってられない!いう時の解消法を考えていきましょう。
秘書歴15年の私の愚痴も聞いていただきながらお話していきます。
たまには秘書の愚痴を共有して、解消していきましょう。
秘書だって愚痴を言いたくなる時はあります
秘書だってたまには、いや割と頻繁に、愚痴りたくなる時はありますよね。
ポーカーフェイスに冷静にやり過ごしても、心の中では・・・
理想と現実のギャップ
担当する業務の範囲が広く多岐にわたる秘書ですが、実際は地味な作業の積み重ねで役員を陰で支える裏方のお仕事。
秘書って、周りから持たれるイメージとはかけ離れていますよね。
ドラマや映画では、格好よく上司をサポートする、出来るひととして登場することが多いですが、実際はイメージとはかけ離れた地味なお仕事です。
いやいや全然違いますから!って、愚痴りたい!
お手本なし
秘書の仕事は担当する役員次第で十人十色です。
これが正解!というお手本がないのも、困ります。
正解があれば迷わず進めますが、すべて臨機応変に、対応していかないといけない。昨日の正解が今日は不正解なんてことも。
昨日はこれで良かったのに!思わず愚痴りたい!
仕事とプライベートの線引き
サポート全般が仕事といってもあくまで「公的なもの」
「プライベート」は含まれないはず。含まれないはずなのに・・・
お昼休みはプライベートですよね。
ランチくらいゆっくり食べさせて欲しいけれど、食事中です!とはなかなか言えない。
急ぎの仕事は断れない。
役員との距離感
コミュニケーションが良好で、仲が良ければ仕事はやりやすいものです。
しかし、時にはそれがネックになることも。
仲がよい程、線引きが難しいですよね。それはプライベートでは?ってことが、何となく断りづらい。自分自身の気の持ちようではありますが、犠牲、これでは服従だ!と思えてしまったらそれはNG。
秘書の気持をまったく考えないお構いなしのオーダーは、断固反対!
「なんでも屋」確かにですが、でもそれは「会社限定です!」と愚痴りたい!
秘書の愚痴ナンバー1かも。人間関係にクタクタ。
秘書の愚痴で一番多いのは人間関係かも知れませんね。
周りからの詮索
秘書は会社のトップ、トップに近いひとと接することが多いので、情報通だと思われて探りをいれられることも。
言いません。言えるはずがありません。
確かに立場上機密事項を耳にすることもありますが、探りをいれられても言えるはずがありませんよね。
言いたくたって、言えません。
笑ってごまかすのも結構疲れます!と愚痴りたい。
メンバーとの相性
秘書に限らずですが、特に秘書のコミュニティは小さいので、その中のメンバーとの相性が悪いと本当に最悪ですよね。
思わぬ意地悪をされたり、最悪、時には足を引っ張られたり。
大人なんだから、仕事に集中しましょうよ!と愚痴りたい。
日々のコミュニケーションを大切に友好な関係を築いておきたいものです。
噂話のターゲット
秘書って噂話のターゲットになりがちではないですか?近寄りがたい、お高くとまっている、なんて思われて正直落ち込むこともありますよね。
良くも悪くも秘書は目立ちます。こっちが知らなくても、知られていることがほとんどです。
周りから見ると秘書は、特別に見えるのでしょうね。気をつけないといけません。
秘書の愚痴解消法
気にしない
簡単なようで本当に難しいですが、愚痴りたくなるような出来事は気にしない。
忘れるのが一番です。
寝て忘れる、翌日に持ち越さないことです。蓄積が大きなストレスになります。
スルーする
スルーするのも、大切なスキルのひとつです。関わるべきこと、スルーするべきことを見極め、クールに使い分けていきましょう。聞こえないフリも割と有効です。
よっぼど空気を読まないかたでない限り、何度かスルーすることで、秘書の言えない立場も理解してくれます。
愚痴る相手を選んで、すっきり。
秘書は立場上、社内外を問わず軽々しく仕事の愚痴が言えませんよね。
秘書同士でも、気軽には言えない雰囲気があるくらいです。
誰にでも構わずという訳にはいきませんが、信頼をおける友人には美味しいものを食べながら愚痴を聞いてもらいます。
ただ愚痴の対象相手が限定できないようには気を遣っています。
まとめ
【秘書だって愚痴を言いたくなる時はあります】
・理想と現実のギャップ
・お手本なし
・仕事とプライベートの線引き
・役員との距離感
【秘書の愚痴ナンバー1かも。人間関係にクタクタ】
・周りからの詮索
・メンバーとの相性
・噂話のターゲット
【秘書の愚痴解消法】
・気にしない
・スルーする
・愚痴る相手を選んで、すっきり。
今回の記事を読んで、あるある!と共感してもらえたら嬉しいです。
秘書に限らずではありますが、仕事をしていると、思うようにいかなかったり、心も身体も疲れてしまうことや、やってられない!って投げやりな気持ちになることもあるかと思います。
毎日忙しい業務に追われる秘書ですから、愚痴やストレスをためてパフォーマンスが落ちてしまうのはもったいないことです。
せっかくやりがい溢れる秘書業務に携わっているのですから、楽しみながら日々過ごしていきたいですね。