会食や訪問の際に役員にお持ちいただく手土産を準備するのも、秘書の大切な仕事のひとつです。
手土産の選定はとても気を遣いますし、悩みますよね。
今回の記事では、歴15年秘書の私が経験を踏まえて、手土産の選びかたのポイントやコツをご紹介していきます!
最後まで読んでいただくことで頭を悩ます手土産選びのヒントにしていただけると思います!
手土産の選びかた、ポイントやコツをご紹介します!
手土産といっても、いったい何を選んだらいいか毎回悩みますよね。
困ったときの選びかたのポイントやコツをご紹介していきます。
お客様の好みをリサーチ
何より大切なことはお客様に喜んでいただけるものをお渡しすることです。
相手の好みをリサーチして、相手の好みに応じて選定をすることが大切です。
普段お付き合いのある担当営業さんがいたら、担当営業さんに確認をとるのも有効な手段ですね。
そのためにも普段から友好な関係を築いておくことも重要です!
お客様の家族構成
お客様の家族構成も手土産選びの大きなポイントになります。
お好みにも寄りますが単身赴任でいらしたら、食べきれない可能性のあるお菓子より、
お酒がお好きなかたであれば、おつまみになるようなもの、簡単な食事になるものが喜ばれます。
またお子様がいらしたら、食べやすいお菓子などがよいですね。
手土産の金額や予算
手土産の金額も重要なポイントのひとつです。
招待された会食と、お招きした会食、シチュエーションやお相手によって予算も変わってきます。金額のバランスにも十分に気を配る必要があります。
決して高級なお菓子を用意すれば良いということではありません。
相手に気を遣わせてしまうような高額な贈り物はNGです。
あくまでも相手に喜んでもらうことを念頭に、お相手に負担をかけず、こちらの気持ちの伝わる品を選ぶことが何より大切です。
相手に気を遣わせない手土産を、バランスに気を配って選ぶようにしましょう。
お好みが分からない時の選びかたのヒント!
初めてお会いするお客様への手土産や、情報が少ない時の手土産選びのヒントをご紹介します。
季節のもの
どうしてもアイデアがない場合は、季節のもの、話題のものが選びやすくて良いでしょう。
お茶が美味しい季節にはお茶に合う和菓子、夏の暑い時にはさっぱりとしたフルーツゼリーの詰め合わせなど。
春には桜を連想するお菓子、秋の味覚に栗のお菓子、季節の果物などもいいでしょう。
役員の出身地の名品、銘菓
役員の出身地の名品や銘菓、お酒などをご用意するのも是非ご提案したい手土産の選びかたです。
会食の場での会話のきっかけにもなり、ストーリーのある贈り物は心に残ります。
気が利いた手土産となるでしょう。
また会食の場で話題にしたいことがある場合には、その話題のきっかけになるものを選ぶのもおすすめです。
ポイントをおさえて、気の利いた手土産を選んで贈りたいですね。
これはNG!心配りが大事です!
せっかくの贈り物もお相手の負担になってしまったら逆効果です。
ここでは主に、客先への訪問の際の手土産選びで気をつけたいポイントをご紹介します。
切り分けが必要でそのまま食べられないもの
お客様先への訪問時に用意する手土産は、みなさまで分けたり、配ったりすることが考えられます。
そのため一つひとつが個包装されて、小分けになっていて、切り分けが必要のないものが良いでしょう。
ナイフ等で切り分けるものや保管に困る手土産もあまり好まれません。
出来れば常温で保存ができて、ある程度日持ちする焼き菓子などを選ぶと喜ばれます。
切り分けが必要になると、お皿やナイフ、フォーク等の準備で相手に手間をかけてしまいますし、冷蔵・冷凍が必要なものだと、冷蔵庫や冷凍庫に保管スペースがないかもしれませ
またみなさまで分けることを考えてある程度、数のあるものを選ぶのも、気が利いたポイントとなります。
相手の負担にならないものを選ぶという配慮はとても大切なことです。
サイズが大きすぎたり、重すぎたりするもの
役員クラスが外出する際には車で移動することが多いかと思いますが、そうではない場合には手土産のサイズや重さにも気を配る必要があります。
お渡しして邪魔にならないサイズ感も大切。
大きすぎるもの、重すぎるものもNGです。
お客様にお持ち帰りいただくことも考えて、お持ち帰りの際に負担にならないよう、気を配りましょう。
私自身の失敗談
・見栄えがいいかと大きめの手土産を選んだところ、持ち運びに大変なご不便をおかけしてしまい大失敗
・季節に合わせてお菓子を選んだところ、会食先に冷蔵保管していただけるスペースがなく大失敗
・お祝いを兼ねての手土産が高額過ぎて、またお返しを頂く事態に。相手に気を遣わせて大失敗
細やかな気配りが大切ですね。
訪問先の近くて購入できるもの
どんなに人気のものでも、訪問先の近くで購入できるものを選ぶことは、絶対にNGです!
お客様が普段、気軽に購入できるものを選ぶのは配慮が足りず、適当に選んだ印象を与えてしまいます。
細やかな気配りで、お相手に喜んでいただける手土産を選びましょう!
まとめ
【手土産の選び方、ポイントやコツ】
・お客様の好みをリサーチ
・お客様の家族構成
・手土産の金額や予算ここにテキストを入力
【お好みが分からない時の選び方】
・お季節のもの
・役員の出身地の銘菓など
【これはNG!心配りが大事です!】
・そのまま食べられないもの
・サイズが大きすぎたり、重すぎたりするもの
・訪問先の近くて購入できるもの
今回は秘書業務に欠かせない手土産の選びかたについてお話しました。
今回ご紹介した選びかたのポイントやコツをおさえて、相手に思いの伝わる手土産の選定を心がけていきましょう!
「TPO」に応じて相手に相応しい手土産を選ぶことがあなたのセンスの見せどころです!
今回紹介したコツも参考にしながら、本当に相手に喜ばれる手土産選びを実践してみてください!
最後までお読みいただきありがとうございます。